NDI グラフィックス:ネットワークを渡るオーバーレイ
NDI は、通常のIPネットワークで映像・音声・アルファを運びます。グラフィックスでいえば、あるマシンで作ったテロップを別のマシン — スイッチャー、別のサブ、別の建物 — でキーイングできるということです。それが重要になる場面と、ブラウザソースで十分な場面を整理します。
NDIとは
NDI(Network Device Interface)は、通常のギガビットネットワークで低遅延の映像を送るプロトコルです。ソースは自身を告知し、受信側は名前で発見します。映像は、配信プロトコルなら数秒かかる遅延ではなく、数フレームの遅延で届きます。
グラフィックスにとって重要なのは、NDIがアルファチャンネルを運べることです。タイトル用マシンはグラフィックスだけを透過のまま送出し、番組への合成はスイッチャーに任せられます。
キーとフィルを1ストリームで
従来のキーイングは2つの信号を送ります。フィル(色のあるピクセル)と、キー(どこが不透明かを示すグレースケールのマスク)。SDIケーブル2本、スイッチャーの入力2系統です。
アルファ付きのNDIソースは、その両方を1つのストリームで運びます。NDIのアルファを理解するスイッチャーはそのままキーイングでき、理解しないものには通常、同じソースから導出したフィル出力とキー出力を与えます。
NDI かブラウザソースか
- ブラウザソースを使う — 番組を同じマシンのOBS・vMix・Streamlabsで組む場合。単純で、帯域を消費せず、遅延も増えません。
- NDIを使う — グラフィックスがマシンの外へ出る必要がある場合。ハード/ソフトのスイッチャー、別のサブPC、Ross や Vizrt のチェーン、2人目のオペレーター席など。
- 帯域を見積もる。 アルファ付き1080pは実際の通信量です。専用のギガビット経路を用意し、インターネット回線と共用しないでください。
- 時間軸に注意。 NDIは低遅延であってゼロ遅延ではありません。スイッチャー側で1〜2フレームの補正が必要になります。
LowerThird Software の現状
現在の出力はHTML5のブラウザソースです。OBS・vMix・Streamlabs が求めているのもこれであり、大多数の配信が必要としているのもこれです。
アルファ付きNDI出力はロードマップ上の次の大きな項目で、エンコーダーではなくスイッチャーへ送りたいスタジオを想定しています。同じエンジンの第2の搬送路になります。同じパネル、同じテンプレート、同じシーン状態を、ウェブページに加えてネットワークソースとしても公開する形です。現在のHTML5経路 →
まずはブラウザソースから 現在送出されているものはすべて1枚の透過ページを通っています。ビルドをご依頼のうえ、スタジオがNDIに何を求めるかお聞かせください。
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